引き出物で男性ゲストが喜ぶおすすめ15選!選び方とマナーを解説

男性ゲストへの引き出物選びが難しい理由

「定番品=女性向け」になりがちな現状

引き出物の定番カテゴリとして長年選ばれてきた食器・タオル・カタログギフトは、どちらかというと女性の好みや生活シーンに寄せたラインナップが多い傾向があります。特に食器類はデザイン重視の商品が多く、男性ゲストのひとり暮らし世帯や実用性重視の層には「使い道が思い浮かばない」と感じさせてしまうことがあります。

引き出物のゲスト一人あたりの全国平均は約6,260〜6,300円とされており[1]、決して少なくない予算を割くからこそ、男性ゲストにも「もらってよかった」と思ってもらいたいところです。

年代・関係性によって好みが分散する

20代の友人男性と50代の上司男性とでは、生活スタイルも欲しいものもまったく異なります。同じ「男性ゲスト向け」でまとめようとすると、結局どちらにも刺さらない無難な選択に落ち着いてしまいがちです。関係性と年代の2軸で商品カテゴリをある程度絞り込むことが、男性ゲストに喜ばれる引き出物選びの第一歩です。

式当日の「荷物問題」も見落とせない

男性ゲストは女性ゲストと比べてサブバッグを持参しないことが多く、引き出物が重かったりかさばったりすると帰り道の負担感が強くなります。特に遠方からの招待客や、二次会・そのままの流れで出かける若い男性ゲストにとって、重量・体積は引き出物の評価に直結する要素です。

男性ゲストへの引き出物|関係性別の相場と選び方

主賓・祖父母への引き出物(目安:10,000〜20,000円)

主賓や祖父母など、特に敬意を表したい男性ゲストには、品格のある引き出物を用意するのが基本です。関係別の引き出物相場として、主賓・祖父母には10,000〜20,000円が一般的な目安とされています[4]

この価格帯では、名入れができる高級カタログギフト・老舗ブランドの食品セット・上質な革小物などが候補になります。男性の主賓には「実用的かつ格式がある」ことを意識した選定が、満足度を高めるポイントです。

親族・上司への引き出物(目安:5,000〜10,000円)

親族や職場の上司など、ある程度の格式が求められる男性ゲストには5,000〜10,000円程度が目安です[4]。カタログギフトはこの価格帯でも充実した品揃えが期待でき、相手が好みのものを選べるため外れにくい選択肢です。

ただし、男性上司へのカタログギフトを選ぶ際は、グルメ・家電・体験型など男性が選びやすいカテゴリが豊富に掲載されているものを選ぶと喜ばれやすくなります。ラインナップが女性向けに偏っているカタログは避けたほうが無難です。

友人・同僚への引き出物(目安:4,000〜6,000円)

友人や同僚の男性ゲストには4,000〜6,000円が目安です[4]。この層に対しては「実用性」と「ちょっとした贅沢感」のバランスが重要です。普段自分では買わないけれど、もらったら嬉しいグルメ品・おつまみセット・ブランド食品が男性に喜ばれる引き出物として人気を集めています。

引き出物の金額分布では3,000円台が31.6%で最多、次いで5,000円台が23.4%となっており、約7割のカップルが3,000〜6,000円帯で選んでいます[2]。友人・同僚向けはこのボリュームゾーンに合わせるとバランスがとりやすいです。

贈り分け設定は「関係性×性別」で考える

引き出物の品目数は3品目が最多で53.9%を占めます[3]。主役の引き出物に加え、引き菓子・縁起物を組み合わせる3品構成が一般的です。男性ゲストには引き菓子の選択でも、スイーツよりも焼き菓子・羊羹・チョコレートなど食べやすく日持ちするものを選ぶと好感を得やすくなります。

男性ゲストが喜ぶ引き出物おすすめ15選

グルメ・食品系(男性に最もおすすめのカテゴリ)

男性ゲストが喜ぶ引き出物として最も汎用性が高いのがグルメ・食品系です。消耗品のため後に残らず、趣味や好みにかかわらず使えます。以下の5品が特に人気です。

  1. 高級和牛すき焼き・しゃぶしゃぶセット:自分では買わない贅沢感があり、家族がいる男性にも喜ばれる鉄板品。冷凍配送で重い荷物にならない点もポイントです(後日配送型と組み合わせると効果的)。
  2. クラフトビール・地ビールセット:20〜40代の男性ゲストに人気。地方の醸造所のビールをセットにすると特別感が出ます。
  3. 高級だし・調味料セット:普段使いできる実用性と、老舗ブランドのギフト感を両立。料理好きな男性はもちろん、ズボラ飯派にも支持されます。
  4. 高級ジャーキー・おつまみセット:30〜50代の男性に根強い人気。お酒のお供として重宝されます。
  5. 老舗ブランドの焼き菓子・羊羹セット:格式と日持ちを両立。上司・親族向けにも対応できる品格があります。

体験・カタログ型(好みが読めないときに安心)

男性ゲストの趣味や好みが読めないときは、相手が自分で選べるカタログギフトや体験型ギフトが重宝します。

  1. グルメカタログギフト(男性向けラインナップ充実型):食品・飲料・産地直送品が豊富なカタログは男性から高評価を得やすいです。
  2. 体験型ギフト(アクティビティ・温泉・宿泊):形に残らないが思い出になる。30〜50代の男性上司への引き出物として差別化になります。
  3. ふるさとギフト(地域の名産品セレクション):産地直送で後日届く形式が多く、式当日の荷物を増やさずに済みます。

実用品・ライフスタイル系

毎日使うアイテムへのシフトも、男性ゲストへの引き出物として近年注目を集めています。

  1. 上質なバスタオル・タオルセット:今治タオルや泉州タオルなど産地ブランドものは男性にも支持率が高く、定番の中でも外れにくい選択肢です。
  2. ステンレスタンブラー・マグカップ:オフィスや在宅ワーク時に使える実用品。シンプルなデザインを選ぶと男女問わず使いやすくなります。
  3. 高品質なハンドタオル+ハンドソープセット:軽量で持ち帰りやすく、消耗品として使い切れる点が男性ゲストにも好評です。
  4. 名入れペアグラス・タンブラー:記念品としての格式を保ちつつ、日常使いしやすいシンプルデザインのものが人気です。

プレミアム感のある引き出物(主賓・上司向け)

  1. 老舗デパート監修の和洋折衷食品セット:伊勢丹・高島屋などのブランド力が格式を担保。主賓男性への引き出物として安定した評価を得られます。
  2. 高級コーヒー・紅茶ギフトセット:在宅ワーク普及以降、コーヒーギフトの需要が男性層でも高まっています。スペシャルティコーヒーのセットは特別感があります。
  3. ウイスキー・日本酒の小瓶セット:お酒好きな男性への引き出物として根強い人気。ただし飲めない方への配慮として、ノンアルコール代替品とセットで用意するか、贈り分けで対応することを検討しましょう。

男性ゲストへの引き出物で避けるべきNGアイテム

使い道が限られる生活雑貨・インテリア小物

キャンドルホルダー・アロマセット・コースターセットなど、インテリア性の高い生活雑貨は、男性ゲストには「置き場所に困る」「趣味に合わない」と感じられやすい商品です。特にひとり暮らしの若い男性ゲストや、シンプルな生活スタイルを好む方には不向きです。

引き出物の定番である食器類も、男性向けとしては慎重に選ぶ必要があります。デザイン重視の商品より、普段使いしやすいシンプルな形状・素材のものを選ぶか、食器ならシリーズで揃えられるブランドものを選ぶと印象が変わります。

重くてかさばる商品は式当日の持ち帰りに不向き

陶磁器のセット・重いガラス製品・複数の瓶詰め商品などは、式当日に手で持ち帰るには負担が大きくなります。男性ゲストはサブバッグを持参しないケースも多く、重い荷物はそのまま引き出物への評価を下げる要因になります。

重量・体積がある引き出物を選ぶ場合は、「後日宅配」形式にするか、カード型引き出物で後日相手が注文・配送指定できる形式にすることで、この問題を解消できます。

縁起ものとして避けるべき品

引き出物の品選びでは、NG品として一般的に知られるものがあります。

  • ハンカチ:「手巾(てぎれ)」と読めることから、別れを連想させるとされます(プチギフトとしての用途は別)
  • 刃物類(包丁・ナイフ):縁を切るイメージがあるとされ、引き出物としては避けるのが一般的です
  • 割れやすいガラス製品・陶磁器:「割れる=縁が切れる」と縁起を担ぐ観点から、受け取る側の年代・地域によっては気にする方もいます
  • 4・6・9のつく個数の品:「死・無・苦」を連想させる数は忌み数として避けます。品目数は3品・5品・7品が基本です[3]

男性に喜ばれない引き出物を選んでしまう「あるある」パターン

全ゲスト共通で同じ引き出物を選んでいると、女性ゲストには好まれても男性ゲストには「正直使わないな」と思われてしまう品になりがちです。近年は「定番やしきたりにとらわれず、二人の価値観に合った自由なやり方をすればよい」と考えるカップルが約9割に上っています[5]。性別・関係性による贈り分けは、新しいスタンダードとして広く受け入れられています。

男性ゲストへの引き出物「贈り分け」の進め方

贈り分けリストを「関係性×性別×年代」で作成する

贈り分けを実践するための第一歩は、ゲストリストを整理することです。以下のように「関係性×性別×年代」の3軸でゲストをグルーピングすると、引き出物の品目選定がスムーズになります。

グループ 具体例 推奨カテゴリ 目安予算
主賓・祖父母(男性) 職場の上長、祖父 老舗食品セット・体験型ギフト 10,000〜20,000円[4]
親族・上司(男性) 叔父、課長・部長クラス グルメカタログ・高級食品 5,000〜10,000円[4]
友人・同僚(男性20〜30代) 大学時代の友人、同期 クラフトビール・おつまみ・タンブラー 4,000〜6,000円[4]
友人・同僚(男性40〜50代) 職場の先輩、趣味仲間 高級だし・コーヒー・調味料セット 5,000〜8,000円[4]

式場への持ち込みと贈り分けの実務

贈り分けを複数の品で実施する場合、袋や梱包の違いで式場スタッフに「どのゲストにどれを渡すか」を明示するリストを用意するとスムーズです。式場によっては引き出物を式場経由で購入することを条件とする場合があり、持ち込み料が発生するケースも珍しくありません。コスト管理の観点からも、持ち込み料の有無を事前に確認しておくことが重要です。

カード型引き出物なら贈り分けも簡単に実現できる

引き出物の贈り分けを物理的な品物で行う場合、種類ごとの数量管理・梱包・当日の配布オペレーションが複雑になりがちです。そこで近年注目されているのが、カード型引き出物です。

AnyGift Weddingsのカード型引き出物は、ゲストがQRコードを読み取って5,000以上の商品の中から好きな品を自分で選べる仕組みです。お二人はゲストごとに予算を設定するだけでよく、男性ゲストには「グルメ・飲料・家電」寄りのラインナップから、女性ゲストには「ビューティー・インテリア」寄りのものを選べるため、性別・関係性別の贈り分けが手間なく実現します。式当日は軽いカードを渡すだけなので、ゲストの荷物が重くなる心配もありません。

男性ゲストに喜ばれる引き出物選びのよくある疑問Q&A

Q. 夫婦連名で招待した場合、男性向けと女性向けを別々に用意すべき?

夫婦連名で招待した場合は、原則として1世帯につき1セットの引き出物を用意します。男女兼用で使いやすいグルメ系・カタログギフトを選ぶか、両方が喜べる複合セット(食品+実用品)にするのが一般的な対応です。どちらかに偏ったアイテムは避けたほうが無難です。

Q. 独身男性ゲストへの引き出物で気をつけることは?

独身男性ゲスト、特にひとり暮らしの方には「大容量すぎる食品」「複数枚のタオルセット」「場所を取るインテリア」は不向きです。個包装の食品・飲料セット・タンブラーなど1〜2人分で使い切りやすいものを選ぶと喜ばれやすくなります。カタログギフトであれば本人が自分の生活に合ったものを選べるため、独身男性ゲストには特に相性がよい選択肢です。

Q. 男性ゲストが多い披露宴での引き出物、どう対応すべき?

職場関係者や友人グループなど男性ゲストが全体の6割以上を占める披露宴では、全体の引き出物方針を「男性向けに寄せる」判断も有効です。グルメ系・実用品系を全体の主軸にしつつ、女性親族や主賓女性ゲストには別途アイテムを用意する形の贈り分けが、コストと満足度のバランスをとりやすいアプローチです。

Q. 引き出物の個数はいくつが正解?

引き出物の品目数は3品目が最多で53.9%を占めます[3]。「引き出物・引き菓子・縁起物(または食品)」の3品構成が主流です。4品・6品・9品は忌み数にあたるため避け、奇数の3品・5品を選ぶのが基本マナーです。男性向けに選ぶ場合も、この品目数のルールは変わりません。

Q. 披露宴の招待客数は平均何人?引き出物の発注数の参考になる?

披露宴・ウエディングパーティーの招待客人数の平均は52.0人です[6]。ゲストリストを関係性・性別でセグメントし、男性ゲストの人数をあらかじめカウントしておくことで、品目ごとの発注数を正確に見積もることができます。発注後の変更に対応できるよう、確定数より少し余裕をもった数量で発注することをお勧めします。

参考文献

  1. [1] 引き出物のゲスト一人あたり全国平均額 — ゼクシィ結婚トレンド調査2024ほか(集計記事経由)(2024)原典
  2. [2] 引き出物の金額分布(3,000円台31.6%が最多) — ゼクシィ結婚トレンド調査2024(集計記事経由)(2024)原典
  3. [3] 引き出物の合計品目数(3品目が最多53.9%) — ゼクシィ結婚トレンド調査2024(集計記事経由)(2024)原典
  4. [4] 関係別の引き出物相場(主賓〜友人) — 業界複数ソース集計(アンシェウェディング、PIARYほか)(2024)原典
  5. [5] 定番にとらわれない自由な結婚式観(約9割) — リクルートブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」(2024)原典
  6. [6] 披露宴・ウエディングパーティーの招待客人数平均52.0人 — リクルートブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」(2024)原典
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