親ギフト 結婚式|感謝を伝えるおすすめ15選と選び方・相場を解説

結婚式の親ギフトとは?基本知識とその意味

親ギフトとは何か

結婚式の親ギフトとは、挙式・披露宴の場でお二人から両家の親へ贈る感謝のプレゼントのことです。「育ててくれてありがとう」という感謝の気持ちを形にするものであり、引き出物・プチギフトとは性格が異なります。

引き出物がゲスト全員へ向けた返礼品であるのに対し、親ギフトはお二人から親への一方向の贈り物です。そのため、実用性だけでなく記念性・感動性が重視されます。披露宴中にサプライズとして渡すケースが多く、演出の一部として機能することもあります。

親ギフトを贈るのが一般的になった背景

近年の結婚式では、「定番やしきたりにとらわれず、二人の価値観に合った自由なやり方をすればよい」と考えるカップルが3年連続で約9割に上っています[4]。こうした意識の変化とともに、従来の花束贈呈だけでなく、オーダーメイドの記念品やメッセージ入りアイテムなど多様な親ギフトが選ばれるようになりました。

また、ウエディングイベントの実施率は77.8%に達しており[3]、多くのカップルが披露宴・パーティーを通じて家族への感謝を伝える場を設けています。その演出のなかで親ギフトは欠かせない要素となっています。

引き出物・プチギフトとの違い

親ギフトは「感謝の表明」が目的であり、金額の多寡よりも心のこもった選択が重視されます。一方、引き出物は招待客への返礼という性格が強く、マナー・相場・品数といった慣習が存在します。混同しないよう、準備の段階から区別して考えることが大切です。

結婚式の親ギフト相場はいくら?予算の目安

一般的な費用相場

結婚式の親ギフトの費用相場は、お二人の贈る範囲(両家それぞれ1点ずつか、セットか)や演出方法によって異なります。一般的には片方の親へ1〜3万円、両家合計で3〜6万円程度を目安にするカップルが多いです。特別感を出したいオーダーメイド品や旅行・体験型ギフトを選ぶ場合は、5万円以上になることもあります。

なお、挙式・披露宴の総額平均は343.9万円(前年比105.1%)と年々上昇しており[1]、結婚式全体の費用を念頭に置きながら親ギフトの予算を組むことが大切です。

価格帯別のアイテム傾向

価格帯(片方の親へ) 主なアイテム例 特徴
〜1万円 花束・アレンジメントフラワー、カタログギフト 手軽・定番。追加の演出がしやすい
1〜3万円 名入れギフト、フォトフレーム、似顔絵、体験ギフト 記念性が高く、最も選ばれやすい価格帯
3〜5万円 オーダーメイドジュエリー、旅行ギフト、高級食器セット 特別感・高級感を重視する場合に最適
5万円〜 プレミアム旅行券、エステ・スパ体験、オーダー家具 感謝をより大きく表現したいときの選択肢

両家で差をつけてもよい?

両家の親へ贈る親ギフトの金額は、基本的に揃えることが無難です。一方の家庭だけ豪華なギフトを贈ると、受け取った側が気まずく感じる場合があります。ただし、それぞれの親の好みに合わせてアイテムの種類を変えることは問題ありません。「金額は同程度、内容は好みに合わせてカスタマイズ」が現実的な着地点です。

親ギフト人気アイテム15選|結婚式で選ばれる定番から新定番まで

フラワー系ギフト(定番)

  1. 生花の花束:披露宴の定番中の定番。白いバラ・カサブランカ・胡蝶蘭など格調ある花が人気。持ち帰りやすいようコンパクトにまとめるのがポイントです。
  2. プリザーブドフラワー:枯れない花として長く飾れる。ガラスドームや木箱に入ったタイプは高見えするためギフトに向いています。
  3. ハーバリウム:インテリアとして飾りやすく、年代を問わず喜ばれます。名入れや誕生花を取り入れると特別感が増します。

記念品・オーダーメイド系

  1. 名入れフォトフレーム:結婚式の日付・お二人の名前を刻んだフレームに家族写真を入れて贈る定番の記念品です。
  2. 似顔絵・ポートレートアート:家族や親の肖像を描いてもらうオーダーアート。世界に一つだけの贈り物として喜ばれます。
  3. 名入れグラス・食器セット:夫婦の名前や記念日を刻んだペアグラスやお皿。実用性と記念性を兼ねています。ただし「割れ物=縁が切れる」と気にする親もいるため、相手の価値観を確認してから選ぶことをおすすめします。
  4. オーダーメイドジュエリー:母へ贈るリングやネックレス。誕生石を取り入れると個別感が高まります。
  5. レザー名入れアイテム:財布・バッグ・名刺入れなどに名前やメッセージを刻印。父親へのギフトとして人気が高まっています。

体験・カタログ・デジタル系

  1. 旅行・温泉ギフト券:体験型ギフトとして「モノより思い出」派の親に響きます。国内有名旅館・スパのギフト券は特に人気です。
  2. グルメギフト:高級食材(和牛・うなぎ・蟹)のセット、老舗の料亭お取り寄せなど。食の好みをリサーチしてから選びましょう。
  3. カタログギフト(高額帯):親自身に好きなものを選んでもらえるため、趣味や好みがわからないときの安心な選択肢です。
  4. メッセージムービー+フォトブック:成長の記録・思い出写真をまとめたフォトブックと、お二人から親へのビデオレターを組み合わせる演出。披露宴での上映後に現物を渡すと感動が増します。
  5. ウエディングフォトアルバム:プロカメラマンが撮影した挙式・前撮り写真を高品質アルバムに仕立てて贈るタイプ。式後に制作して後日渡すことが多いです。
  6. エステ・スパ体験ギフト:「ゆっくり骨休みを」というメッセージとともに渡すリラクゼーション体験券。母親への人気が高いアイテムです。
  7. カスタムオーダーの家族年表:お二人と両家の歩みをデザインにした額装タイプのオーダーアート。「家族の歴史を飾る」コンセプトが感動を呼びます。

親ギフトの選び方|結婚式で後悔しないための4つのポイント

① 親の年代・ライフスタイルに合わせる

結婚式の親ギフト選びで最も大切なのは、受け取る親の年代・生活スタイル・好みをリサーチすることです。「インテリアが好き」「旅行が趣味」「甘いものが好き」といった情報は、パートナーを通じて事前に確認しておきましょう。どれだけ豪華なギフトでも、好みに合わなければ活用されないまま終わることがあります。

② 記念性と実用性のバランスを考える

親ギフトには大きく分けて「記念品タイプ」と「実用品タイプ」の2方向があります。

  • 記念品タイプ(フォトフレーム・似顔絵・名入れアイテム):感情的な価値が高く、後になっても「あの日の贈り物」として思い出に残りやすい
  • 実用品タイプ(グルメギフト・体験券・カタログ):好みを選びやすく、すぐに使えるため負担感がない

どちらが優れているということはなく、親の性格・好みと照らし合わせて選ぶことが大切です。両方の要素を兼ね備えた「名入れグルメセット」「フォトブック+体験ギフト」といった組み合わせも人気があります。

③ 披露宴での演出と連動させる

結婚式の親ギフトは、渡すタイミング・方法を演出と組み合わせることで感動が大きくなります。花束贈呈の代わりにフラワーボックスを渡す、サプライズのビデオメッセージ上映後にフォトブックを手渡すなど、ストーリー性を持たせると参列ゲストの記憶にも残ります。式場の担当プランナーと事前に進行を共有し、当日スムーズに渡せるよう段取りを整えておきましょう。

④ 持ち帰りやすさを考慮する

披露宴会場からの持ち帰りやすさも重要な視点です。大きく重いアイテムは、遠方から参列した親にとって負担になる場合があります。生花は水分で袋が濡れることもあるため、式場スタッフに水切り・ラッピングをお願いするか、後日配送する手配をするのが丁寧です。旅行ギフト・体験ギフト・カタログギフトはかさばらず持ち帰りやすい点が長所です。

親ギフトを渡すタイミング・マナーと避けるべきNG品

渡すタイミングはいつがベスト?

結婚式の親ギフトを渡すタイミングは、大きく以下の3パターンがあります。

  • 披露宴中(花束贈呈・記念品贈呈のタイミング):最も一般的。感謝の言葉とともにゲストの前で渡すため、感動の演出として機能します。進行に組み込まれているため、プランナーとの事前確認が必須です。
  • 披露宴終了後・二次会前:人目を避けてゆっくり感謝を伝えたい場合はこのタイミングが向いています。少人数婚・家族婚ではこのパターンが多くなります。
  • 後日(新居・実家訪問時):かさばるアイテムや後日制作のフォトアルバムなどはこのパターンが現実的です。ただし「手渡し感」が薄れるため、メッセージカードを添えるなどの工夫が必要です。

親ギフトに添えるメッセージのポイント

どのタイミングで渡す場合でも、手書きのメッセージカードを添えることで気持ちの伝わり方が変わります。メッセージは長文でなくても構いません。「育ててくれてありがとう」「これからもよろしくお願いします」といったシンプルな言葉でも、手書きであれば十分な温かさが伝わります。縦書き・毛筆調のカードは格調があり、和婚スタイルにも合います。

避けるべきNGアイテムと注意点

結婚式の親ギフト選びで気をつけたいNG品があります。引き出物と同様に、縁起・マナーの観点で避けたほうが無難なアイテムがあります。

  • 刃物類(包丁・ハサミ):「縁を切る」を連想させるため、慶事への贈り物には不向きとされています
  • ハンカチ:「手巾(てぎれ)」=「手切れ」の意味に通じるとして、お悔やみの場面で使うイメージがあります
  • 割れ物・陶磁器:「割れる=縁が割れる」を気にする場合があります。必ずしもNGではありませんが、相手の価値観を確認してから選ぶことを推奨します
  • 靴・スリッパ類:「踏みにじる」を連想させるとして避ける地域・家庭もあります
  • 金額のわかりすぎるギフト:値札がついたままの商品や商品券のみの贈り物は、気持ちよりも金額が前面に出てしまうため、ラッピングやメッセージと組み合わせることが大切です

新しい選択肢:カード型ギフトで親への贈り物をもっと自由に

「重い・かさばる」を解消する新定番の考え方

近年、結婚式の親ギフトにおいても「モノを渡す」だけが選択肢ではなくなっています。特に遠方から参列する両親の場合、大きな花束や重いフォトフレームをそのまま持ち帰るのは負担になることがあります。

そこで注目されているのが、ギフト選択カード(セレクトギフト)形式です。あらかじめ予算を設定したうえで、親自身が好きな商品を選べる仕組みで、「渡す側も選ぶ側も負担が少ない」点が支持を集めています。「定番やしきたりにとらわれず、二人の価値観に合った自由なやり方をすればよい」と考えるカップルが約9割にのぼる今[4]、選ぶ自由を贈るスタイルはひとつの新定番になりつつあります。

AnyGift Wedding のカード型ギフトという選択肢

引き出物のカード型ギフトサービスとして知られるAnyGift Weddingは、親ギフトとの相性も良いサービスです。5,000以上の商品から親自身が好きなものを選べるため、「趣味がよくわからない」「好みに合わないものを渡してしまったら」という不安を解消できます。

また、QRコードやURLでの受け取りにも対応しており、当日は小さなカードを渡すだけで完結します。持ち帰りの負担ゼロで、かつ親が自分のペースで好みのギフトを選べる点は、体験型ギフトや旅行券とはまた別のメリットです。披露宴の演出としてはカード自体をおしゃれにラッピングし、メッセージレターと組み合わせることで十分な「贈り物感」が演出できます。

引き出物と親ギフトを同時に準備する効率的な方法

引き出物の準備と並行して親ギフトを考えるお二人も多くなっています。披露宴の招待客人数の平均は52.0人[2]にのぼり、引き出物の手配だけでも相当な準備が必要です。カード型ギフトサービスを活用すれば、引き出物とゲストの贈り分け設定をオンラインで完結しながら、親ギフトの準備も同時進行できます。式直前の慌ただしい時期に準備負担を集中させないよう、早めに選択肢を検討しておくことをおすすめします。

参考文献

  1. [1] 挙式・披露宴の総額平均 — リクルートブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」(2024)原典
  2. [2] 披露宴・ウエディングパーティーの招待客人数平均 — リクルートブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」(2024)原典
  3. [3] ウエディングイベント実施率・満足度 — リクルートブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」(2024)原典
  4. [4] 定番にとらわれない自由な結婚式スタイルへの意識 — リクルートブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」(2024)原典
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