結婚式の記念品 両親へ贈るおすすめ15選!選び方とマナーを解説
結婚式で両親へ贈る記念品とは?基本知識と相場
両親への記念品とはどんな贈り物か
結婚式で両親へ贈る記念品とは、これまでの養育への感謝と、新たな家族のスタートを祝う意味を込めた特別なプレゼントのことです。披露宴のクライマックスシーンとして、花嫁の手紙の朗読とあわせて行われるケースが主流です。品物の種類は花束・体重米・フォトアイテム・名入れグッズなど多岐にわたり、近年はパーソナルなオリジナルギフトも人気を集めています。
両家それぞれの両親(新郎側・新婦側)に贈るのが一般的で、同じ品物を用意する場合もあれば、関係性に合わせて内容を変えるケースもあります。記念品は引き出物とは異なり、あくまでもお二人から両親へ向けた「感謝の品」という位置づけです。
記念品の相場はいくら?
結婚式で両親へ贈る記念品の相場は、1組(両親ペア)あたり1万〜3万円程度が目安とされています。新郎側・新婦側あわせると合計2万〜6万円ほどになるケースが多いです。
品物の種類によって価格帯は大きく異なります。生花の花束は5,000〜1万5,000円程度、体重米は1万〜2万円前後、フォトブックやアルバムは5,000〜2万円、名入れ品は1万〜3万円と幅があります。予算を決めてから品物のジャンルを絞ると選びやすくなります。
なお、結婚式・披露宴にかかる費用全体の平均は343.9万円[1]であり、記念品はそのうちの一部です。全体の予算配分を見ながら記念品の予算を確保しておきましょう。
記念品は必ず贈るもの?
結婚式での両親への記念品は、法律的・慣習的に「必須」ではありません。ただし、「定番やしきたりにとらわれず、二人の価値観に合った自由なやり方をすればよい」と考えるカップルが3年連続で約9割に上る[3]というデータからもわかるように、形式よりも「気持ちをどう伝えるか」が重視される時代になっています。記念品を贈ること自体より、何を・どう渡すかに心を込めることが大切です。
結婚式の記念品 両親へ贈るおすすめ15選
定番の人気アイテム(1〜5位)
まずは多くのカップルに選ばれてきた定番ギフトを紹介します。定番品はゲストにも馴染みが深く、会場全体が感動しやすいという強みがあります。
- 生花の花束:披露宴のフィナーレを彩る定番中の定番。花言葉を選んでパーソナルなメッセージを添えると印象が深まります。
- 体重米:赤ちゃんの頃の体重と同じ重さのお米を贈るギフト。「生まれた頃からこんなに大きくなった」という実感が涙を誘います。袋のデザインにお二人の写真やメッセージを印刷できるサービスも充実しています。
- アレンジメントフラワー:花束と似ていますが、器に活けた状態で渡すため、自宅に帰ってすぐ飾れるのが利点です。荷物になりにくい点でも人気があります。
- ハーバリウム:瓶の中に花材を封じ込めたインテリアギフト。枯れないため長期間飾れ、記念品としての存在感があります。
- プリザーブドフラワー:生花を加工して長期保存できるようにした花束・アレンジ。「一生色あせない花」というコンセプトが両親へのメッセージとしても響きます。
パーソナルな記念品(6〜10位)
定番品に加えて、お二人らしさや両親との思い出を盛り込んだパーソナルな記念品も人気が高まっています。
- フォトブック・アルバム:成長記録の写真や家族の思い出をまとめた手作り感のあるアルバム。スマホアプリで簡単に制作できるサービスが増えています。
- 名入れ食器・グラス:両親の名前や結婚記念日を刻んだペアグラスや湯呑みは、日常使いできる実用的な記念品です。
- 似顔絵・家族ポートレート:家族全員の似顔絵をプロのイラストレーターに依頼する形式が人気。家に飾れる額縁入りにすると喜ばれます。
- メモリアルフォトフレーム:式当日や幼少期の写真を入れられるフォトフレーム。シンプルながら飾る場所を選ばず使いやすいアイテムです。
- 名入れエプロン・バッグ:料理好きな両親や、趣味・ライフスタイルに合わせた実用品に名前を入れるパターン。特に義父母への贈り物として喜ばれやすいです。
体験型・新定番アイテム(11〜15位)
近年は「モノ」より「コト」を贈るスタイルも広がっています。両親の旅行好き・グルメ好きなどに合わせて選ぶと印象に残ります。
- 旅行券・温泉旅行ギフト:両親の夫婦旅行をプレゼントするスタイル。「いつもありがとう、ゆっくり旅行を楽しんでね」というメッセージとともに渡すと心に響きます。
- グルメ・食事券:記念日に使えるレストランのコース食事券。両親の好みのジャンル(フレンチ・和食・焼肉など)に合わせて選ぶと喜ばれます。
- カタログギフト(体験版):レジャー・グルメ・宿泊など体験型コンテンツを選べるカタログギフト。両親自身が好きなものを選べるため、ニーズのミスマッチが起きにくいです。
- 手紙+品物のセット:単品の贈り物に手書きの手紙や感謝メッセージを添えるスタイル。品物そのものより、手書きの言葉が最も泣けるという声も多くあります。
- オリジナルムービー+フォトブック:動画と写真集をセットにした贈り物。式場の演出とは別にお二人が自作した家族ムービーを上映した後、フォトブックを手渡すという流れが感動的です。
結婚式の記念品 両親への選び方の4つのポイント
ポイント1:両親のライフスタイルに合わせる
結婚式の記念品を選ぶ際に最も重要なのは、両親のライフスタイルや好みをリサーチすることです。「いいものを贈ろう」と思っても、趣味に合わないインテリアや、アレルギーのある食材が入ったグルメギフトでは喜んでもらえません。
事前に以下の点を確認しておくと選びやすくなります。
- インテリアのテイスト(和モダン・洋風など)
- 食の好みや制限(アレルギー・嗜好)
- 趣味・余暇の過ごし方(旅行・ガーデニング・読書など)
- 健康状態(高齢の場合は重いものを避ける配慮も必要)
ポイント2:渡しやすい形・サイズを意識する
披露宴の会場では、両親は式を通じてさまざまな役割を担っています。重い荷物を持たせたり、かさばるものを渡したりすると、移動の負担になることがあります。特に遠方からお越しの両親には、持ち帰りやすい軽量・コンパクトな品物や、後日配送できるギフトが喜ばれます。
花束は美しい反面、帰りの電車や車での持ち運びが大変になるケースもあります。プリザーブドフラワーや箱入りの品物など、持ちやすい形状のものを意識して選ぶと親切です。
ポイント3:両家のバランスを合わせる
新郎側・新婦側の両親へ贈る記念品は、金額・見た目・ボリューム感のバランスを揃えるのが基本マナーです。片方だけ豪華だったり、サイズが大きく差があると、式の雰囲気が不均衡になることがあります。
品物の内容を変える場合(例:新郎側には食器、新婦側にはフォトブックなど)も、価格帯は同程度に揃えることをおすすめします。また、贈る際の所作・言葉・渡す順番なども事前に確認しておきましょう。
ポイント4:縁起・マナーに注意する
結婚式という特別な場では、贈り物のマナーにも配慮が必要です。以下の点には特に注意しましょう。
- 「割れる」「切れる」品物は避ける:陶器や包丁などは「縁が切れる」「割れる」として縁起が悪いとされることがあります。食器を贈る場合はペア用の割れにくい素材を選ぶなど工夫しましょう。
- 「4」「9」の数にならないよう注意:商品点数が4個・9個にならないよう確認してください。
- ハンカチは「別れ」を連想させる場合も:地域・家庭によっては縁起物として避けられることがあります。
- 賞味期限・日持ちの確認:グルメギフトを選ぶ場合は、式当日に渡しても傷まないかを確認しておきましょう。
渡すタイミングと演出のマナーを押さえよう
一般的な渡し方:披露宴フィナーレで手渡す
結婚式の記念品を両親へ渡す最もオーソドックスなタイミングは、披露宴のフィナーレ「花嫁の手紙」の朗読直後です。感動の余韻がある中で記念品を手渡すことで、その場の感情が最高潮に達します。
一般的な流れは以下の通りです。
- 花嫁(または新郎)が両親への手紙を朗読する
- 手紙を読み終えた後、記念品を手渡す
- マイクを通じて感謝の言葉を述べる
- 両親と抱擁・写真撮影
式場プランナーと事前に演出の流れを確認し、記念品を渡すタイミングや照明・BGMの演出を調整しておくと、より印象的な場面になります。
少人数婚・家族婚での渡し方
近年は少人数婚・家族婚の増加に伴い、披露宴の形式にとらわれない渡し方も増えています[2]。家族だけの食事会であれば、食事の終盤に「改めてお礼を伝えたくて」と自然な流れで手渡すスタイルが馴染みやすいです。
少人数の場合、会場全体への演出がなくても両親との距離が近いため、感謝の言葉をじっくり伝えられるというメリットがあります。手紙を朗読する代わりに、直接言葉で語りかけるスタイルにするカップルも増えています。
記念品と一緒に添えると喜ばれるもの
品物だけでなく、以下のものを一緒に添えることで、記念品の価値がさらに高まります。
- 手書きのメッセージカード:スピーチや手紙では言い切れなかった気持ちを文字にして添える
- 幼少期の写真:フォトブックやアルバムの中に懐かしい写真を入れる
- お二人の連名サイン入りカード:新郎新婦の手書きサインが入ったカードを品物に添える
新しい選択肢:カード型ギフトで贈り分けをもっと柔軟に
両親への記念品だけでなく、ゲストへの引き出物も悩みのタネ
結婚式の準備を進める中で、両親への記念品と同時に悩むことが多いのがゲストへの引き出物選びです。招待客人数の平均は52.0人[2]に上り、ゲスト全員に満足してもらえる品物を選ぶのは容易ではありません。特に、年代・関係性・好みがバラバラなゲストに対して「全員に同じものを渡す」方式では、必ずしも喜んでもらえるとは限りません。
引き出物の金額分布を見ると、3,000円台が31.6%で最多、次いで5,000円台が23.4%と、約7割が3,000〜6,000円の価格帯に集中しています[4]。品数は3品目が最多で53.9%を占めています[5]。この相場感を押さえつつ、ゲストに合わせた柔軟な贈り分けができれば理想的です。
カード型引き出物「AnyGift Wedding」という選択肢
こうした課題を解決する新しいスタイルとして注目されているのが、カード型引き出物のサービスです。AnyGift Wedding では、お二人が選んだカードをゲストに渡すだけで、ゲスト自身が5,000以上の商品の中から好きなものを選べます。
このサービスには以下のような特徴があります。
- ゲストの荷物を減らせる:式当日に重い品物を持ち帰らせる必要がなく、ゲストへの配慮が形になります
- 贈り分けが簡単:主賓・親族・友人など関係性・年代別に価格帯を設定できるため、細やかな気配りができます
- 式場の持ち込み料がかからない:式場経由の引き出物は手数料が上乗せされるケースが多いですが、カード型なら式場外で完結します
- オンラインで手続きが完結:準備の負担が大幅に軽減されます
両親への記念品と引き出物の両方を同時に計画するお二人にとって、カード型という選択肢は準備の効率化と、ゲスト満足度の両立を実現するひとつの答えになるかもしれません。
引き出物の関係性別相場も参考に
引き出物の相場は関係性によって異なります。主賓・祖父母には10,000〜20,000円、親族・上司には5,000〜10,000円、友人・同僚には4,000〜6,000円が一般的な目安とされています[6]。両親への記念品とあわせて予算全体を把握した上で計画を立てると、無理のない準備が進められます。
よくある失敗と回避策|結婚式の記念品 両親へ贈るときの注意点
失敗1:準備が直前になってしまう
結婚式の記念品 両親へのプレゼントは、準備が後回しになりやすい項目のひとつです。オリジナル品(名入れ・フォトブック・似顔絵など)は制作に2週間〜1か月以上かかるケースもあります。遅くとも式の2か月前には品物を決定し、1か月前には発注を完了させておくのが安全なスケジュールです。
式場との打ち合わせで演出の順番を確認する時期(式の3〜4か月前)に合わせて、記念品の方向性も固めておくとスムーズです。
失敗2:両家で金額・ボリュームに差が出る
新郎側と新婦側で記念品の金額や見た目に大きな差が生じてしまうケースがあります。特に、新婦側は手作りのフォトブックを用意したのに、新郎側はサイズの小さな品物だけだった、といった不均衡は避けたい場面です。
両家が揃って「あら、差がある」と感じると場の雰囲気が微妙になることもあります。事前に新郎新婦で記念品の内容・価格を共有し、バランスを整えておきましょう。
失敗3:渡す順番や動き方を決めていない
披露宴のクライマックスで記念品を渡す際、「どちらの両親から渡すか」「どの順番で動くか」を決めていないと、当日もたついて感動の場面が台無しになることがあります。
式場のリハーサルや打ち合わせで動線を確認し、司会者・プランナーとも流れを共有しておくことが大切です。また、記念品の保管場所(式場のどこに預けておくか)も事前に決めておきましょう。
失敗4:ゲストを待たせすぎる演出になる
手紙の朗読や記念品の贈呈が長くなりすぎると、ゲストを長時間待たせることになります。手紙は3〜5分程度、記念品の贈呈は1〜2分以内に収めるのが一般的なペースです。感動的な場面でも、コンパクトにまとめることで全体の締まりが良くなります。
参考文献
- [1] 挙式・披露宴の総額平均 — リクルートブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」(2024)原典
- [2] 披露宴・ウエディングパーティーの招待客人数平均 — リクルートブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」(2024)原典
- [3] 定番やしきたりにとらわれず自由なやり方をすればよいと思う割合 — リクルートブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」(2024)原典
- [4] 引き出物の金額分布(3,000円台が最多31.6%) — ゼクシィ結婚トレンド調査2024(集計記事経由)(2024)原典
- [5] 引き出物の品目数(3品目が最多53.9%) — ゼクシィ結婚トレンド調査2024(集計記事経由)(2024)原典
- [6] 関係別の引き出物相場 — 業界複数ソース集計(アンシェウェディング、PIARYほか)(2024)原典